開発ストーリー

三次元座標測定機開発プロジェクト

精密測定機器ソフトウェア

三次元座標測定機開発プロジェクト

三次元座標測定機のソフトウェア開発に関するプロジェクト。アジャイル開発やソフトウェア開発の自動化など、東京精密側のグループリーダーと協働し、先進的な要素技術を取りいれ、自動測定機能を開発した。同社の新規技術を取り入れる風土を語る。

  • プロジェクトマネージャー

    Aさん

    プロジェクトマネージャー

    1999年入社

    人員・進捗など、全体を管理

  • 開発リーダー

    Bさん

    開発リーダー

    2009年入社

    新技術の提案・導入を推進

  • ソフトウェア開発担当

    Cさん

    ソフトウェア開発担当

    2017年入社

    開発/作業プロセス改善を実施

  • ソフトウェア開発担当

    Dさん

    ソフトウェア開発担当

    2022年入社

    プログラム作成・テスト

20年以上活躍するソフトウェアの刷新へ、各々が持てる力を結集した

20年以上活躍するソフトウェアの刷新へ、各々が持てる力を結集した
  • Aさん

    Aさん

    三次元座標測定機開発プロジェクトは5年がかりのプロジェクトでしたが、『三次元座標測定を、より直観的に』をテーマとし、手間なく、迷わず、気軽に測定できる、革新的なソフトウェアとして刷新しようとしたのがきっかけでした。私はチームのマネジャーとしてこのプロジェクトに参加しています。チームや個人を成長させながら、プロジェクトを完成に導くのがミッションです。

  • 開発作業に関しては、進捗管理から製作・テスト、新技術の提案・導入まで、私が中心となって進めました。今回の開発テーマでも、様々な技術的な課題があったため、臨機応変に連携したりサポートしたりしています。新たな技術を取り入れる際は、メンバーへの教育も意識し、技術面でサポートできるようにしています。また、良い製品は良い職場環境から生まれると思うので、雰囲気づくりは怠らないようにしています。

    Bさん

    Bさん

  • Cさん

    Cさん

    私はソフトウェア開発だけでなく、作業プロセスの改善にも取り組んでいました。タスクツールに問題点や課題、アイデアをなんでも書くようにして、毎日の朝会や週に1度のミーティングで共有していました。チームの内外を問わず、関係者全員が活発に話し合える環境があったからこそ、作業プロセスの改善が実現し、高品質な製品ができたと思っています。

  • 既に開発が進んでいる状態のところに入社したため、最初は開発をサポートする業務から入って、徐々に開発に携わるようになりました。東京精密との関係性もそうですが、チームの雰囲気も大変良く、若手の私でも意見が出しやすく、スムーズに開発チームに慣れる事ができました。

    Dさん

    Dさん

工夫の数々はすべて、お客さまへユーザビリティと高い品質をお届けするために

工夫の数々はすべて、お客さまへユーザビリティと高い品質をお届けするために
  • Aさん

    Aさん

    今回のプロジェクトではアジャイルの考え方を取り入れて、一定のペースでフィードバックをもらい、目標のブラッシュアップをしていくやり方も実践しました。また、よりユーザーのニーズに沿うために、カスタマージャーニーの作成や、定期フィードバック会を何度も行い、多くのステークホルダーにレビューをしていただきながら開発を行ってきました。今後の取り組みに向けても、一つのモデルになったのではと思います。

  • 開発を進めるにあたり、短期/長期的なゴールの設定と確認を繰り返す事を意識しましたね。ユーザーにとって良い製品となるために、レビュー結果を踏まえ、開発のゴールをブラッシュアップしていけたことは非常に良かったと思います。その他にもユーザー目線で開発を行うにあたり、製品の開発現場に拠点を作り、実際に使い勝手が良いか確認しながら作業も行いました。

    Bさん

    Bさん

  • Cさん

    Cさん

    測定機器として信頼性をしっかり担保したいという思いがあり、テストの自動化や検査仕様書の見直しなどを行いました。装置の『精確さ』を引き上げるためには、どうしても確認する項目の量が膨大なものになりますが、自動化によって、ミスなく短時間で多くのテストが行えるようになりました。初めて扱うものへの苦労はありましたが、ノウハウの蓄積にもつながりましたし、自分自身も成長できたなと感じています。

アナログとデジタルのコミュニケーションで業務をスムーズに

アナログとデジタルのコミュニケーションで業務をスムーズに
  • Aさん

    Aさん

    コロナ禍では、会社側から新しいツールの使用許可が出た瞬間に全員が切り替えられるように、事前にメンバーで使用ルールの擦り合わせを行いました。重視したのは、何を使うかではなくどう使うか。チームの肌に合うツールやルールは現在進行形で常に模索しています。

  • デジタルに振り切るのではなく、アナログ的な手法も取り入れています。ビデオ通話を使うよりも、実際に集まることが多いかもしれませんね。付箋にアイデアを書いて視覚的に分かりやすくしたり、疑問点があれば、装置の前で意見を出し合いながら試行錯誤して解決したりします。一方、連携している東京精密との連絡はデジタルで密に…など。アナログもデジタルも臨機応変に使いこなすのが、僕たちのコミュニケーションの秘訣ですね。

    Bさん

    Bさん

  • Cさん

    Cさん

    日々の業務はできるだけ効率化を重視し、手間を省いています。打ち合わせ後のホワイトボードは写真に撮り、無駄な資料作成は減らす。簡単な疑問や質問はTeamsのチャットで、といった具合です。一方でトーセーシステムズ全体の社風でもあるのですが、若手交流会やイベント、サークル活動は非常に賑わっています。それぞれのペースで積極的に参加し、交流を深めています。

  • まだまだ教わることが多いので、TeamsやOutlookでメンバーの今の状態を把握しながら質問できることがとてもありがたいです。また、進捗状況やスケジュールも共有できるので、業務の進行を把握しやすいなと感じています。

    Dさん

    Dさん

学びを止めず、エンジニアとして高みを目指していく

学びを止めず、エンジニアとして高みを目指していく
  • Aさん

    Aさん

    「製品を通して、ユーザーに喜んでいただく」モノづくりのプロフェッショナルとして、これ以上にない喜びです。ユーザーのニーズに沿った製品を作ることの中に、技術者としてのチャレンジがあると思っています。今後もより良い製品を開発するとともに、チームそして1人1人の成長へ繋げていきたいと思います。

  • 私は過去の開発において、新しい技術の導入にチャレンジしてきました。次のチャレンジは、生成AIです。現在ドキュメントの管理に結構なコストがかかっているので、生成AIを利用して作業の簡略化、自動化を実現出来ないか検討しています。チャレンジは、いつでも何度でも心が躍るものですね。

    Bさん

    Bさん

  • Cさん

    Cさん

    これまでは先輩が中心となってやってきたので、次は若手である私たちの番です。常に色々な事にアンテナを張り、新しい自動化システムの構築や作業仕様書の改善など、作業プロセスの見直しをどんどん提案していきたいと考えています。エンジニアとして学びを止めず、常に改善をしていきます。

  • 当面は、目の前の業務に一生懸命に取り組むことが第一目標です。経験が浅いからこそ、ユーザーに近い目線が持てるとも考えており、使いやすいUI(ユーザーインターフェース)や機能の提案などを行っていきたいです。将来的には、もう少し効率化・改善できる箇所を提案できたらと思っています。これまでも、開発を通して自分が出した提案がプロジェクトの1つとして進行した例は多々あります。私自身が挑戦したいからでもありますが、その姿勢が若手社員やこれから入る社員さんの励みになればうれしいですね。

    Dさん

    Dさん

おすすめコンテンツ