育休取得者のインタビュー

子育てをしながら、定年まで技術者として働き続けたい

子育てをしながら、定年まで技術者として働き続けたい

  • 2015年入社(キャリア採用)

  • 第3グループ 制御系エンジニア

幼少期からの「やりたい!」が叶えられる職場

  • 私は2015年にキャリア採用でトーセーシステムズに入社しました。前職と同じ組み込み系のソフトウェア開発ができるということが、入社の決め手でした。
    現在は開発部第3グループに所属し、半導体装置のソフトウェア開発とチーム内の進捗管理を担当しています。開発は少人数のチームに分けて作業工程を分配していますが、私はその中の搬送チームのリーダーを務めており、機能の開発を含め全体的なスケジュール管理をしています。
    幼少期からコンピューター関係の仕事に就きたくて、ずっと勉学に励んできました。今、その知識を活かし、こうして好きな分野の開発に携われてとてもうれしいです。
    トーセ―システムズでは、半導体製造装置であるダイシングマシンの開発を10年以上続けてきました。現在は装置制御に必要不可欠な組み込み開発を得意としていますが、今後はさまざまなソフトウェア開発に携わりたいと思っています。

幼少期からの「やりたい!」が叶えられる職場

「おめでとう!10年ぶりの育休取得者だよ」

  • 今でこそ年間で10人近くの社員が取っている育休ですが、私が申請した当時はなんと「10年ぶり」。人事の担当者が、慣れない手続きで慌てふためいていたことが印象的でした。でも、「おめでとう!」とたくさんの同僚から祝福していただき、迅速に産休・育休の手続きや業務の引継ぎなどを準備してくれました。こちらが恐縮していると、「気にしなくていいよ」と優しくしてくださるほどでした。
    また、復帰後に備えて、予め短時間勤務の提案もいただきました。周りにも子育て世代の社員が多く、保育園の申請や復帰に対するサポートもしてくれたので、穏やかな印象でしたね。
    妊娠により身体的にも精神的にも不安定な時期でしたが、ありがたいことに育休中の仕事に対する不安はあまり感じませんでした。結局、産休・育休の取得と、子どもが3歳になるまでは短時間勤務、その後はフルタイムに戻るというサイクルを2回させていただきました。

「おめでとう!10年ぶりの育休取得者だよ」

育休を通して、会社も私も共に成長へ

私自身の育休を機に、私の部署では誰もが休みやすい環境づくりを意識するようになりました。例えば、伝達事項や業務の進捗状況は上司やチームメンバーと密に共有し、誰が休んでも対処できるようになりました。
1度目の育休を取得した当時と比べて、現在は遅めに出社できたり早めに退社できたり、フレキシブルな働き方になっているなと感じます。育休を機に、会社も私も柔軟な対応ができるようになり、共に成長しているのかもしれません。
今後の目標は、お客さまに喜んでいただける製品作りはもちろん、技術者としての「モノづくり」に焦点を当てていくことです。1つ例を挙げるとするなら、現在の装置システムの刷新でしょうか。10年以上前からあるプラットフォームでは限界が見えているため、拡張性・メンテナンス性を考えたシステム開発を行っていきたいです。子育てのために仕事を辞めるのではなく「子育てをしながら仕事もがんばる」、そんなお母さんを目指しています。

育休を通して、会社も私も共に成長へ